八百津町では、町内の老朽危険空家等を除却する所有者などに、工事費の一部を補助しています。補助率は対象費用の3分の1、上限30万円です。町が現地調査して危険度を判定する制度のため、通常の空き家すべてが対象になるわけではありません。
補助の要点
補助額:対象費用の1/3、上限30万円。
対象:町の評定で老朽危険空家等と判定され、同じ敷地内の建物が概ね1年以上未使用であることなどが必要です。
手続き:事前の危険度判定を受け、補助金の交付決定後に工事を開始します。年度内の2月末までに完了する工事が対象です。
対象となる空き家と申請者
対象は八百津町内にある老朽危険空家等で、町の要綱に定める老朽度評定基準の合計が100点以上と判定された建物です。同一敷地内にあるすべての建物が概ね1年以上居住・使用されていないこと、空き家バンクに登録されていないこと、車庫や倉庫だけのような居住性のない建築物ではないことなどの条件があります。
申請できるのは登記等に所有者として記録された人、その相続人、所有者の同意を得た人などです。町税や保険料、水道使用料等の滞納がある人は対象外です。共有者や相続関係者、所有者以外の権利者がいる場合は、除却への同意が必要になります。
補助額と工事の条件
対象費用は空き家の除却、廃材等の撤去・処分にかかる費用で、補助額は対象費用の3分の1、上限30万円です。敷地内の対象建物すべてを除却して、原則として更地にする工事が対象になります。宅地建物取引業者などが営業目的で行う工事や、他制度の補助を重ねて受ける工事は対象外です。
工事は建設業許可を持つ事業者、または岐阜県知事の登録を受けた解体工事業者に依頼する必要があります。工事は交付決定後に着手し、決定日の属する年度の2月末日までに完了予定でなければなりません。
判定・申請の順序と受付状況
まず、位置図と建物の全景・劣化状況が分かる写真を添えて、町へ老朽危険空家等の判定を申請します。町が現地調査を行い、対象と判定された後に補助金を申請します。補助金の申請も工事着手前に行い、交付決定通知を受けてから契約・工事に進んでください。要綱では、除却後の廃棄物を適正に処理し、工事前後の写真や支払い資料等を添えて実績報告する流れです。
岐阜県の2026年度市町村制度一覧に掲載され、町の2026年度予算資料にも除却補助の予算計上があります。ただし、現在の申請受付状況や残額は確認できていません。予算枠内の制度のため、判定申請に進む前に町の建設課へ受付状況をお問い合わせください。
相談先・公式情報
担当窓口は八百津町 建設課です。危険度判定の申請方法、必要書類、受付状況について、工事の見積もりや契約の前にご相談ください。
八百津町「老朽危険空家等除却事業補助金」公式案内(町ページ更新日:2023年8月15日)
岐阜県「空き家対策に係る市町村助成制度一覧」(2026年4月1日時点)
空き家の手続きに使えるツール
空き家の進め方診断で次に確認する手順を整理できます。相続登記費用は相続登記費用シミュレーター、維持費は空き家の維持費シミュレーターで試算できます。
確認日:2026年10月18日。町公式要綱と岐阜県の2026年度一覧を確認しました。制度や予算・受付状況は変わる場合があるため、最新情報を町へお問い合わせください。個別の受給可否を判定するものではありません。